成人式でした
一昨日、地区の方で成人式がありまして。
僕自身は成人したと言えるほど成長していないことは十分すぎるほど自覚していたのですが、親の世間体とか友人に会えるということを考えて、それでも行かないというロックな選択ができるほど強い人間でもないので出席してきました。
中学校単位での成人式なので式典は大したことなくて、クラスとか部活単位で再会できることがメインみたいな感じでした。
いやぁ、楽しかったですね。
当初会話のレベルが合わないとか余計な心配ばっかりしていたのですが、あってみると自分も含めてみんな中学時代に戻ったような感覚で。
月並みな表現ではありますが、こういうつながりは大事にしないといけないなって思いました。
ある予備校講師が成人式に踊らされるのは愚かしいから行かなかった、という旨のことを言っていました。
そういう考え方を否定することはできないし、するつもりもありません。現に自分自身も迷っていましたし。
ただ、時に踊らされてみるというのも楽しみ方の一つなのではないか、という考えができるようになりました。つい最近になってですが。
自分以外のことについて配慮しなくてはいけない場面が年を重ねるごとに増えていくにつれて、無邪気に楽しむことが難しくなってきたという実感はあります。
そうであるならば、いろんなことに思いを巡らせたうえで、それでもなお全力で楽しい方へ流されてみるというのも一つの手だと思うのです。
斜に構えて卑屈になるよりも、割り切って馬鹿をやる方が楽しい事って多々ありますから。
こういう楽しみ方ができるようになったあたり、少しは成長できているのかもしれません。