インターン
夏休みももう間もなくおしまいですね。
大学生の夏休みなんて永遠のように感じられますが、必ず終わりが来るもんです。
さて、大学3年生の夏休みということで、企業の開催するインターンシップに参加する学生が多くなります。
先日、経団連の偉い人が就活のルール撤廃と言い出しましたが、その良し悪しはともかく僕らの代には関係ないので夏休みからインターンシップが本格化します。
本音を言えば「別に行かなくてもいいんじゃないか?」とも思っていましたが、参加してみての感想。
体験としては本当に貴重。
内容や質は企業によると思いますが、根本的に「ビジネスマンの考え方を直接学ぶ」機会としてとても有用だと思います。
僕が参加したインターンは人材、出版、ホテル業の3種類で、だいたいが
企業の説明→グループワーク→社員からのフィードバック
という形式でした。
企業の説明なんかは正直どうでもいい(笑)もので、メインはグループワークです。
実際に社内であった案件や課題を基に、解決策を考えるというもの。
学んだことをいくつか書いていきますね。
・まずはアイデア出し
とにかく書き出していくというのが、非常に原始的かもしれませんが効率的なやり方だと思います。
世に言うブレインストーミングです。全然目新しい発見ではないです
ただ、ブレインストーミングがうまくできたグループワークは高評価、できなかった時は低評価でしたから、この段階でかなり決まってくるように思います。
重要なのは
・質にこだわらない、面白いアイデア出し
・他人の意見を否定しない、内容の検討は後回し
の2つかなと。
・軸の設定
アイデアが多く出ると、まとめていく中で軸がぶれていくことが多くあります。
目新しい、面白いことはもちろんなんですが、やはり軸は必要です。
コンセプトを明確にしておかないと、荒唐無稽なだけの提案に終わってしまいかねません。
・役割分担
チームワーク、めちゃめちゃ重要です。
僕は1回目のグループワークで、意見は出すけどまとめきれない中途半端な立ち位置になってしまいました。
その反省を踏まえ、「意見を集約する役」の立ち位置を目指すことにしました。
書記的な役目も含め、出たアイデアの中から新しいものにつなげていくという感じです。
こちらの方が自分の特性に合っていると感じてうまいことチームに貢献できました。
こんな感じですね。
社員さんからのフィードバックで頂いたアドバイスとしては
・ビジネスであることを忘れない(儲かるのか?という問いの重要性)
→観点は実現性、革新性、事業性、継続性
・数字や論理「なぜ?」の明示で説得力を持たせる
・目の前の事態に対処するHOW(どうするか) と先の事態を予測するWHAT(何をするか)
の両面から考えるのが大事
・自分の深掘り
何者で、何がしたいのか?の追求→1番のステークホルダーは自分
非常に多くの学びを得る機会がありました。
正直、社員と言ってもん?と思う点がないわけではないですが、さすが社員!という場面の方が多いわけで、刺激になりました。
一緒に参加した学生も。全員初対面の中でのコミュニケーション能力や状況を打開するアイデア、発言等々、足りないものを持っている人に出会えてよかったと思います。
多少なりとも自信が付きましたし、成長したと感じます。
読まれている学生の方、ぜひ秋冬のインターンへ!