おしゃべり

サークルの仲間とふたりきりでひたすらしゃべる、みたいな時間を持ちました。

 

普段こういう時間って意外なほど少ないんですよね。

サークルやら授業やら、はたまた飲み会や麻雀の場ではなかなか他愛もない話というのは難しいものです。

 

僕はソイツに一目置いているので、2人だと結構深い話とかもできてしまいます。

お互いの価値観の話とか、最近勉強したこととか。

こちらが人工知能の話をすればあちらがIoTの話をする、こちらが現象学の話をすればあちらは経済学の話をするといった感じに。

専攻分野が違う分、全然知らなかった分野の話を聞けてすごく楽しく、視野が広がったように感じました。

その中でいくつか面白かった話を。

・彼女はいた方がいい

 彼女、ないし彼氏は必ず自分の味方でいてくれる存在です。

自分がピンチに陥ったときも、恋人だけは自分のことを肯定してくれるはずです。肯定してくれないなら別れた方がましでしょう。また、恋人に恥ずかしくないように自分磨きもするはずです。ファッションや言動に気を使えるようになれば人間として成長することにもつながります。そんなわけで、自分の存在価値を自分で肯定するためにも恋人はいた方がいいという結論に至りました。

 

・仮想通貨でスッたお金は価値ある勉強代

2人とも仮想通貨に手を出し、揃って損をしています。僕は1万円ほどですが、彼は10万円近く損をしているとのこと。

それでも、無駄な出費ではなかったという認識は共通しています。

「楽して稼ごうという考えが甘い事」「勉強せずに始めると痛い目に遭う事」

こういったことを身をもって学ぶことができたという点で、授業料を払ったと考えれば貴重な経験だったと言えます。

 

・就職に対してポジティブであろう

現在大学3年生の僕たちは、来年の今頃には絶賛就活中なわけです。そのため、そろそろ考えなくてはいけない時期だったり、先輩の話とかも聞こえてきます。

どうしても大変そうであったり、苦労したという類の話を耳にする機会が多いです。

そうなってくると、どうしても現実逃避したくなるものです。彼はプロを目指そうかという程麻雀にのめりこみ、僕は大学院進学を検討しました。

でも、結局それを本気で追及するほどの覚悟は持ち合わせていないという結論に達しました。

あくまでも就職からの逃避としての選択肢であり、積極的な決定ではないというのが本質です。

であるならば、現実から目を背けることなく、きちんと就活に向き合って自分のやりたいことを探す方が建設的だよね、という話になりました。

 

こうして書いてみると、他愛ない話でもあります。

ただ、日頃考えていることを言葉にして交わしてみると新しい発見や別の見方に気づくことができるのでとても新鮮です。

 

いつもこういう話ができるわけではないですが、たまにはこういう時間も必要だな、という気がしました。