ハロウィン
まぁ、昨日の話ですけどね。
僕は渋谷でわちゃわちゃするタイプの人種ではないので当然のようにバイトに精を出してましたが。ハロウィンを感じたのは大学生協のおばちゃんがとんがり帽子をかぶらされていたのを見た時と傷メイクをキメた客が23時過ぎに一人でフラフラと入ってきた時ぐらいですね。
どちらにせよ怖いです。TPOというか、その辺考えてほしいですね。傷メイクならホラー映画を借りて行けよ、ラブストーリーもの借りるなよ、世界観大事にしろよ!と思ったのはまた別のお話。
生協のおばちゃんはノリノリで自発的にやってるんでしょうか。それもそれでなんか嫌だし、上からの指示ならただただかわいそうだし、誰も得しないですね。
しかし、年を追うごとにハロウィンの存在感増してますね~。ディズニーのごり押しがあってもさすがにハロウィンは無理だろ、と思っていたんですが、仮装が大当たりでしたね。
この時期はクリスマスまで大きな行事もなく、新しくぶっこむにはちょうど良かったのでしょう。11月をしのげばクリスマス、新年、バレンタインデーとイベント目白押しです。
となると、この次に来るのは何かって話になりますね。
ついにイースターが日本に定着するのではないでしょうか。他のイベントに比べてかなり宗教色強めですが、クリスマスを難なく取り入れてしまった日本人にとっては問題ありません。既にディズニーランドとかではイベントとしてやっているようですし、時間の問題かと。
卵とウサギというシンボルも女子受けよさそうですね。イースターエッグなんかインスタ映え最強だし。
定着の課題としては移動祝日であること、4月の新年度シーズンと重なることでしょうか。でも、これぐらいなら定着してしまいそうな気もします。
西洋由来でないイベントも欲しいところですね。仏教の花まつりや成道会とか、あるいは建国記念日でも。
日本人の柔軟さ、悪く言えば無節操さは嫌いではありません。いくら本場と違うといわれようと、これがジャパニーズスタイルだと胸を張ればいいんじゃないでしょうか。
ただ、どんなイベントであれ、由来や歴史について少しでも興味を持つこと、知識を得ようとすることは大切だと思います。ハロウィンの起源とか、知っていたら人生が豊かになると思うのです。知らなくてもいいという人もいるでしょうが、なんかかわいそうだなぁと思います。単なる騒いで良い日だという認識しかできないのは貧しくないですか?
日本ならではのかたちで楽しむのは良いけれど、その背景を知っていることで深い楽しみ方ができるんじゃないかな、と考えるに至った今年のハロウィンでしたとさ。