さんぽ

散歩が趣味、とそろそろ言おうかと思っています。

日本ではそんな趣味なかったんですが、留学中にいろいろなところに行く機会があって、その過程で長時間歩く、ということに楽しさを感じ始めました。

単に移動するだけならまぁいろいろな手段がありますが、いろいろなことを取り留めもなく考えながら歩く時間って、相当貴重なんじゃないでしょうか。

 

日本にいると、何かと時間を気にしながら生活する日々が続きます。それはそれで、社会に適合するためには必要なことです。正確に作動する時計の発明で時間を可視化したことによって近代社会(=資本主義社会)の発展が可能になった、とも考えられるほどです。日の出や日の入りを基準とした生産方法を用いている農村などでは、例えば日の短い冬になると生産性が低下します。周囲がそういう生産形態で統一されているうちは問題ありませんが、やがて資本主義的な考え方が導入されれば、長時間働かないと利益を生み出すことができません。そのためには時間という概念を可視化、数値化して管理可能にすることが不可欠だったと言えます。出来高制賃金から時間制賃金への変化もこの時起こったかもしれません。それぐらい、時計の発明は社会的な影響力を持つ出来事と言えます。

 

これ、今日歩きながら考えたことの中で1番しっくり来たものです。水時計とか日時計とか、そういうものは限られた場所でしか使用されてこなかったようなのでいったん除外します。詳細な調査はしていませんが、あながち間違ってもいないのではないでしょうか。

こういうことを考えただけではダメで、思考を深めるにはやはり文字にしたり何らかの形でアウトプットする必要があります。そういった点でこのブログは有意義です。

 

書きたいことが書けて満足しました。よろしければコメントなどお願いします。