読書

今回も趣味の話です。

小さい時から本を読むのが好きで、いわゆる活字中毒です。子供のころにはウルトラマンシリーズが大好きだったので、ウルトラマン図鑑などを読み漁っていた記憶があります。今でも自宅にはボロボロになった図鑑が置いてあって、結構グッとくるものがあります。

図鑑というと子供向けの百科事典も買ってもらい、それを読むことで知識欲というか、より多くの物事を知ることへの好奇心が養われたように感じます。これがなかったら僕は勉強が嫌いな普通の子供だったと思うと、両親に感謝です。

そのあとはまぁ、目についた本を手当たり次第に読む、といった感じでこだわりなく読んできました。

斜め読みをする癖のせいで人より読むのが早いので、長編小説や長く楽しめるシリーズものが好みです。ハリーポッターシリーズは10周ぐらい読んだと思います。読みすぎて頭の中で世界観を想像しすぎ、初めて映画を見た時には「ハリーはこんな声じゃない!ダンブルドアはこんな顔じゃない!」みたいな感想を抱いていました。それ以来、小説を読んだ作品は映画で見ないことにしています。

中学生の時には1年で50冊ぐらい図書室で本を借りて、冊数で全校ランキングベスト10入りしたという記憶があります。何をそんなに読んでいたのかはわかりませんが。

高校から大学にかけてはあまり小説を読まなくなってましたが、最近になってまた読むようになりました。学術書の割合も増える中で、年間30冊は読もうという目標を立てています。現時点で17冊ですので、この調子でいろいろ手を出していきたいですね。

 

好きな本のジャンルとしては、ややSFチックな要素があるものに惹かれます。逆に、ミステリー要素が強いものは考えながら読むのが苦手なので敬遠しています。恋愛成分も読んでいて恥ずかしくなってしまうので控えめなものがいいです。有川浩作品ははすごく好きだなぁと思って読み始めて恋愛要素で苦しくなる、というのが定番です。さすがにもう慣れました。

好きな作家さん、という程のこだわりはありませんが、有川浩三浦しをん伊坂幸太郎作品はどれも好きでした。軽妙な文体、エンターテインメント性、等の要素が共通しているのでしょうか。

人生で出会った最高の一冊は非常に決め難いですが、人に薦めるとしたら「舟を編む」でしょうか。

 

舟を編む

舟を編む

 

辞書作りに懸ける人々の 情熱、困難、絆、そういったものがドラマチックに描かれています。伝えるのは困難なので、ぜひご一読を。